飲みやすい良質なジェネリックの採用

ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは、いわゆる「新薬」(先発医薬品)の特許が切れたあとに販売される、先発医薬品と同じ有効成分・品質・効き目・安全性が同等であると国から認められたお薬です。

(注釈:国=独立行政法人医薬品医療機器総合機構)
ジェネリック医薬品は、厳しい審査を通過し、製造販売が認可されておりますので、ご安心ください。

先発医薬品の販売に当たっては、多大な開発コストが必要ですが、ジェネリック医薬品においては、こうしたコストがかからないため、安価に患者さまに提供することができます。

 

「粒が大きくて飲みにくいだろうな…」

「一度に飲む錠剤の数が多くて、何回にも分けて飲んでいるから大変…」

そう感じたことはありませんか?

 

当薬局では、飲み薬は、指でつまみやすく飲みやすい大きさ(7-8mm)に近い錠剤のメーカーのものを採用するよう心掛けています。

お薬の苦味を改善し、飲みやすく工夫されたジェネリックもあります。 また、湿気や光に強く安定性の高いもの、口腔内崩壊錠という唾液で飲み込める錠剤、錠剤に医薬品名を印字したり色をつけたりすることにより区別を容易にしているものなど、より付加価値の高いジェネリック医薬品を採用しています。

例えば、ロキソプロフェン(先発名:ロキソニン )など薬効成分が湿気に弱い場合には、各社ジェネリックメーカーは製剤化するにあたりその弱点を克服しています。

ロキソプロフェン錠60mg「EMEC」

吸湿性・付着性が高いロキソプロフェン。このメーカーのものは、より少ない賦形剤で製剤にする特許製法が用いられており小型で、一包化(1回分に薬をパックすること)の際にシートから取り出しても湿気に比較的強いため、当薬局で採用されています。


ジェネリック医薬品について、ご希望・ご質問がある方は、お気軽にお尋ねくださいませ。